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VOL.6 DMM英会話 上澤事業部長

気になるあのスクール経営者にインタビューをしてみた
VOL.6 DMM英会話 上澤事業部長

2014年03月05日

VOL.6 DMM英会話 上澤事業部長

DMM英会話  上澤事業部長
大学卒業後、東南アジア、シンガポールや台湾で働くなかで、英会話を自然と習得することでしゃべる機会を作ることが重要と知る。その後、フィリピンを訪れた際に、オンライン英会話スクールや留学スクールなどのビジネスの存在を知り興味を持ち、生徒に『楽しく英会話を続けてもらえる為には』を常に考えDMM英会話を立ち上げる。
=上澤事業部長 =マツクス(インタビュアー)

Q1: オンライン英会話スクールを始めた経緯を教えてください。

ウ: 経緯ですが、今回DMM英会話は社内の企画という形ではなく、オンライン英会話事業をやる為に私がDMMに参画し、DMM英会話が発足したというのが流れになります。

オンライン英会話創業のきっかけは私の原体験にさかのぼります。

大学を出てからというもの、シンガポールや台湾など東南アジア生活拠点を移し仕事に取り組んでいました。
台湾では別の会社の運営をしていたのですが、退職を機に気分転換も兼ねフィリピンへ新しいビジネス探しで訪れました。
そこでオンライン英会話というビジネスと出会ったのです。
フィリピンでは20歳以下が全人口の半分を占めており、人口ピラミッドが完全な形を描いています。
さらに今後も人口の伸びも予想ができました。これは労働人口の多さ、すなわち人材の獲得がしやすいという事があります。
またフィリピンという国の立地が日本から近く、東京からマニラであれば直行便で4時間弱で移動できる点も魅力を感じました。
しかし、魅力とは反面に政情不安や日本と比較すると通信インフラなどの脆弱さなど、未だ多くの整備が行き届いていないのも事実。
しかし、未成熟であるからこその可能性、フィリピンへの投資価値を感じました。
それからしばらくして、実際にフィリピンの英語を体験するために1週間ほど語学留学をしました。
さらにオンライン英会話のサービスも利用をしました。
オンライン英会話スクールを実際に体験し、身を以て商品のバリューを体感。
この時、オンライン英会話は必ず社会に受け入れられるサービスだと確信したことを今でも鮮明に覚えています。
さらに、知り合いを介してご紹介していただいたオンライン英会話スクール経営者の方ともお話をさせていただき、より深くオンライン英会話をやろうという気持ちが強くなりました。

マ:原体験そして、身を以ての英会話の体験。そこでの確信。すべてがご自身の体験から来ているというのがとても興味をかんじました。
ちなみにご自身も英語で苦労をされた事があったのでしょうか?

ウ: 私は大学まで英語を話せたわけではありませんでした。
社会人になり、仕事で必要になり、実際に使うようになって自然と覚えられた経験があります。
日本人は小中高とおよそ10年ほど英語の教育を受けています、しかしほかのアジア諸国に比べると、上手にしゃべれていません。
なぜこのような事がおこるのか。
それは一重にしゃべる機会がないからだと思うのです。
オンライン英会話が英会話を身近にし、誰しもが気軽に英会話に触れられる。英会話の機会を創る事が出来る。
まさに日本人にうってつけの学習方法だと思うんです。
さらに、リサーチしていくうちに分かってきたこともあります。
まだまだオンライン英会話は市場規模が小さくサービスとしてそこまで深く認知されておらず成長が頭打ちになってきてしまっている。
今後更なる成長を目指したときに、市場の認知と成長。そこを課題として感じています。

マ:日本人にとっての最適な語学学習の形。機会の創出という点での便利なオンライン英会話。
でも、まだまだ深く認知が浸透しておらず市場が頭打ちになっているというのは本当に大きな課題ですね。
ここは我々のような情報配信媒体も市場拡大のためにがんばらなくては行けませんね。

ウ: 結局はまだ一部の人にしか認知されていないのが現状です。ですが、商品としてはバリューがあるので必ず受け入れられると思っています。

マ:話が前後してしまうのですが、退職後にフィリピンを訪れられた時はフィリピンのどこを訪れたのですか?また、個人的におすすめの場所はありますか?

ウ: 本当に色んなところに行きました。個人的にはマニラがお勧めです。
ちなみにDMM英会話では現在、セブ、マニラ、ダバオの3拠点があり、セブを本社にしています。

Q2: サービスを提供していて一番うれしかったエピソードはありますか?

ウ: もちろん、お客様に喜んでもらった時は本当にうれしい気持ちになります。
ほかには、DMM英会話サービスを開始し、先生たちへしっかりと給与が稼げる仕組みが出来て喜んで頂けている事が嬉しいエピソードです。
先生の中には家や、車を買った。なんて嬉しい話を聞いたりもしました、本当に良かったと思います。
実際に、弊社のトップ講師陣はフィリピンの都銀行の支店長の2倍くらい稼いでいたりもします。

マ:必要な人と人とのマッチングから生まれるフェアトレード。その中で生活が豊かになっていくというのはすばらしいエピソードですね。

ウ: そうですね。このビジネスは『c to b to c 』なので先生方にもチャンスを与えられ、とても夢があると思っています。
ビジネスとして素晴らしいものだと感じています。

マ:DMM英会話さんでは、オフィス型と在宅講師型と両方の形態があります。これはすばらしいと思うんです。オフィス型だけであれば、優秀にも関わらず地理的に通えない人、特にフィリピンでは交通事情の整備が出来ておらず渋滞がすごいですよね。
なかなか通うという選択肢は難しいと思うんです。かといって地方部からオフィスの近くに一人暮らしをするというのも、家族というコミュニティーを第一に考えるフィリピンでは難しいと思います。
その点でこのオフィス型、在宅型の二つを揃えているという事は雇用機会を幅広くしていると思うんです。

 
ウ: マニラ、ダバオ、セブ3拠点を中心に講師がフィリピン国内に幅広く在籍しています。フィリピンのインフラ事情からインターネット回線がとても脆弱で日本と比較するとどうしても差があります。しかしDMM英会話は通信の品質に大変こだわっております。
必ずビデオ機能は付け、問題なくレッスンが出来るように徹底しています。そして、フィリピン国内に関してはオフィスで実績を積んだ先生のみ在宅講師としての勤務を許可しているので、レッスン品質に関しては妥協せず行っております。

マ:セブ、マニラ、ダバオ拠点を分散し停電対策されているかと思うのですが、これも高品質のサービスをという想いからでしょうか?

ウ: はい、停電に関してはジェネレータも設置しておりますし、パソコンも全てラップトップ(ノートパソコン)を使用しています。デスクトップパソコンだとジェネレータへ切り替わるまでにタイムラグがあり、一度パソコンが落ちてしまいます。
ラップトップ(ノートパソコン)であれば、バッテリー内蔵ですので、停電になってもレッスンが途絶えることなく提供が可能となっております。

Q3: 「5%というわずかな合格率」とありますが、先生はどうやって決めて(採用)いるのですか? 講師を採用される際に一番重点を置いているところを教えてください。

ウ: 採用の際に最も重点を置いているのは人柄です。
先生には固定の生徒様が付き、生徒様はお気に入りの先生が何人かいます。
生徒の皆さんは複数人かかえるお気に入りの先生の中からレッスンをする先生を選択されます。
このときに、適当な態度の講師やモチベーションの低い講師は必然的に選択の余地がありません。
それはお互いにとっても良くないと考え人柄を重視しています。
もちろん、英語力などのスキルもしっかりチェックする一定の基準は設けておりますので、その上で人柄という+αを評価しています。

マ:人柄重視の採用となると面接にはかなりの手間をかけているのでしょうか。

ウ: はい、必ず最後に日本人スタッフが面接を行い、しっかり先生の人柄を見させていただいております。ここは他社様と違うところだと考えております。

マ:英語力は最低限の必要要素、さらにレッスンの経験を重ねていく毎に対応力、指導力は向上します。しかし、人柄だけは身に付いている物なので後天的に成長させるのは難しい物がありますよね。

ウ: その他にも「日本人目線」を意識しています。やはり、我々のサービスは日本の方に提供しているものです。従って、優秀な先生でも感覚的に分からないものもあると思っています。
例えばですが、レッスン中に飲み物を飲むなど。
当たり前の決められたことをしっかりできる人物なのか、日本人の目線で必ず最後にチェックして先生としてデビューさせています。

マ:当たり前の事を徹底する。文化が違うからこそ大変でもありますが、ブランドを作り上げていくために大切な事かもしれませんね。

ウ: はい、ここはしっかりとやらせていただいております。

マ:また、DMM英会話さんでは多様な国籍の先生を採用されていますがこの理由を教えていただけますでしょうか。

ウ: 「様々な国の人と話せると楽しい」という考えのもとです。
もちろん学習なのですが、DMM英会話では、たくさん話すことが大事だと考えており、英会話を続けられるサービスにしたいと思っています。
楽しくないと、長続きする事は難しいですよね。
それでは、「どうすれば楽しくなるか」と考えました。
フィリピンの先生は、明るく人を喜ばせることに長けているため楽しくレッスンを受けることが出来ると思います。
しかし、それだけでなく多様な国の人と接して、会話ができたらもっと楽しいと思いませんか?
英語は世界共通の言語なので、それを使って色んな体験をしてもらいたいです。
多くのオンライン英会話がある中で、世界中の人と英語を使ってコミュニケーションを取る素晴らしい体験をDMM英会話では提供していきたいと考えています

マ:最初、DMM英会話さんを知った時に、様々な国の人たちが講師をしているサービスってすごい斬新に感じました。フィリピンの人と普通に話が出来ても、金髪の人を前にすると喋れなくなってしまうなど、メンタル的なものも含め英会話だと思うのでいろいろな国の人と英会話が出来るシチュエーションて楽しいですね。

ウ: 私自身、前職がシンガポールや台湾でインタールナショナルな会社だったので分かるのですが、必ずしも英語が上手な人ばかりではありませんでした。
色んな目的を持って英語を学習している人が沢山いらっしゃるかと思います。
今後、英語を使うシーンを考えた時にアジアの中で使うことが圧倒的に多くなると考えています。
もちろんアメリカやオーストラリアのネイティブな先生もいるのですが、できればどんな国の人とでも、自分の英語スタイルでコミュニケーションが取れることに一つ目標に置いてもらいたいと思っています。
「やはり英会話は楽しくないと!」ということで、現在40ヶ国の様々な先生が在籍しているのですが、聞いたこともない国の人をはじめ、色んな国の人と話すことはきっと楽しいことだと思っています。

マ:40ヶ国もあるとその国々の生活文化とかも学べるので将来的にそういった分野で仕事をしたい考える人にとってすごいメリットの大きいサービスですね。

Q4: 「世界中から集まった厳選された講師陣」と有るのですが、先生とミーティングなどの情報共有する機会などはあるのでしょうか?

ウ: はい、こちらは、基本的には専用のスタッフがおりますし、フィリピンでもマネージメントを行ったり、現地にもスタッフがおりますので、しっかり情報共有する仕組みは出来ております。

Q5: 先生との英会話レッスンで苦手意識がなくなったと95%の人がアンケートで回答されていたのですが、先生たちはどんなレッスンを心掛けているのでしょうか。

ウ: DMM英会話ではレッスンは『楽しい』というのが重要かと考えています。
先生達に1番大切な事として伝えているのが、「生徒様がどういったレッスンを望んでいるのか、しっかりと要望を汲み取り要望に合ったレッスンをしてください」と伝えております。
テキストを使ってじっくりと学びたい人、フリートークで楽しみたい人、もちろん生徒様のレベルの違いもあるのでそれをしっかりと聞いてサービスを提供するようにと指導しております。

マ:先生が生徒様1人1人の情報をしっかり把握してその生徒様に合った最適なプランを提供する。それが、生徒様にとっては『楽しくレッスンを受けられる』に繋がるのですね。

ウ: はい、生徒様の声をしっかり聞き、やりたいと思っていることを提供するように常に伝えております。

Q6: お客様からのご意見等はどのようにフィードバックしていくのでしょうか?

ウ: こちらは毎日、日課としてやっております。生徒様からご意見は沢山もらいますので各先生、マネージメント担当がデイリーで行っております。

マ:お客様の声、要望が即座に共有され改善されていくんですね。

ウ: はい、先生はたくさんの生徒を受け持っているので常にリアルタイムで行っております。
基本は当日中には頂いた意見などは反映が出来る仕組みになっております。

Q7: DMM英会話コンシェルジュでは実際にどのようなご相談が来るのでしょうか?

ウ: 圧倒的に多いのは、「こういうレッスンを受けたいのですが、おすすめの先生を教えていただけますか?」と言うお問合せを多く頂戴します。
例えば、コンピュータプログラミング関係の仕事をしている先生から英語を学びたいというご相談がありましたら、エンジニアの経験のある先生をご紹介します。
ほかにも「英語ではなくロシア語を学びたい」と言うお問い合わせに対しても対応が可能だったりします。
弊社では40ヶ国に先生が在籍しているため、大抵の言語はカバーしております。
この時オフィシャルのテキストなどご用意はありませんがお話しをしていただく分には問題ありませんのでご紹介をしております。

マ:相当柔軟に対応をされているのですね。

ウ: そうですね、ロシア語やフランス語で先生と会話をしている生徒様もおります。ただ、先程も申し上げたのですが、オフィシャルのテキストなどはございませんので、そこをご了承のもとサービスを提供しております。

Q8: 最後DMM英会話さんがめざしている理想のスクール像を教えてください。

ウ: 日本で英語学習したいと思っている人は約1千万人くらいいると思っています。
もちろん日本人全員が英語をしゃべれるようになる必要は無いと思うのですが、少なくとも英語学習に意欲がある人に利用して頂く、頂かないは別として、このようなサービスがあることを知って貰いたいと思っています。
最初にお伝えしたように、私のベースとなっていることは、英語をしゃべれるようになるために、色々な英語教材がある中でも、オンライン英会話は非常にバリューがある商品で、適正な価格で英語を話す手助けになる、すごくいい商品だと思っているので、あとはそれをいかに沢山の人に知ってもらえるかが非常に重要かと考えております。
英語学習に興味がある人には是非、一度体験していただきたいと思っており、できるだけこのサービスを日本中に広めたいと思うのが私の想いです。

マ:オンライン英会話スクールがまだ少し敷居が高いと思っている人がいる中で、御社サービスにある、日本人の方が応対してくださるDMMコンシェルジュが最適な先生を紹介し、先生が最適なレッスンを提供していくプラスのスパイラルが上手に働いているように感じました。

ウ: 何事もきっとステップがあると思っています、例えばEC(電子商取引)でも最初は壊れていたらと考えたりし、誰も購入しなかったと思うのですが、今だにEC(電子商取引)のマーケットはすごく伸びていますし、良くなっています。
それは便利で皆さんにとってバリューがあるからだと思っております。それと同じで、オンライン英会話もバリューのある商品だと思うので、若干業界として頭打ちのところがあってもブレイクスルーしていけると思います、そして、それを担っていくのが我々DMM英会話であっていたいと思っています。

マ:最後の言葉がすごく印象的でした。オンライン英会話って英語を必要としている国、日本だけでなく世界に発信できるコンテンツサービスになるかと思ったときに、すごく壮大なビジネスだと思ったんですね。DMM英会話様はすでに世界各国に先生を持たれているので、
日本発で諸外国にこのサービスを提供することが手に届く範囲にあるスクールさんに感じてすごくわくわくしました。
本当にありがとうございました。

編集後記
特に印象を受けたのが上澤事業部長から出る言葉『楽しく』と言うキーワード、生徒様には継続してレッスンを受けていただきたい、そうすることが上達への近道、しかしそれには楽しくないと続かない。生徒様のことを考えるそんな想いが終始、上澤事業部長から伝わってきました。そして、それは気持ちだけでなく常に万全の状態で最高の品質でレッスンを受けていただきたいと考えから設備環境の徹底をするなどDMM英会話さんの行動からも読み取れます。
また、今後のオンライン英会話市場への期待や、今後の成長にDMM英会話さんが率先して業界を引張って行く、という強い気持ちを感じました。
我々オンライン英会話マガジンも改めてオンライン英会話を盛り上げていくためにもっと努力をしなくてはいけないと感じることができ、とても貴重なお話をDMM英会話さんからいただくことができました。

インタビュアー
マツクス(オンライン英会話マガジン運営代表者)

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