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VOL.4 hanaso 渡辺社長

気になるあのスクール経営者にインタビューをしてみた
VOL.4 hanaso 渡辺社長

2013年12月02日

VOL.4 hanaso

hanaso  渡辺社長
hanaso(株式会社アンフープ)の親会社であるソフトウェア開発会社において、プロジェクト・マネージャーとして勤務。
その後、新規事業部に異動。同事業部で20代のバックパッカー時代の想いと、ソフトウェア開発のノウハウを活かして、フィリピンでのオンライン英会話の事業を立ち上げ。2009年9月 アンフープ・フィリピン社長に就任。
=hanaso =マツクス(インタビュアー)

Q1: なぜサービスを開始しようと思ったのですか?


サービス開始時の写真1

ハ: 私は20代前半、東南アジアを旅するバックパッカーでした。世界のバックパッカーの共通言語は英語です。私はこの経験を通じて、昔からコミュニケーションツールとしての英語に興味を持っていました。

この事業の立ち上げ前、私は親会社の開発部でソフトウェアを作っていました。
その後、新規事業部に異動になりましたが、この新規事業を考える際、ソフトウェア開発の技術力を使って何かできないか考えました。
この思索の中で、バックパッカー時代の英語への興味を事業化できないかと考えたことが「hanaso」を立ち上げた理由です。

マ:ご自身の体験から得たものを、それがものすごく価値のある体験であり、それを必要とする人がたくさんいるのではないか。そのことからサービスを開始されたというのがとても印象的ですね。本当に想いを感じます。
ちなみにバックパッカー時代に心に残ったエピソードなどはありますか?

ハ: バックパッカー時代の出会いの中で、特に記憶に残っている事があります。それはあるイギリス人との出会いです。
このイギリス人は、日本人と韓国人に英語を教える仕事をしていましたが、「自分の目から見て、日本人と韓国人には大きな英語力の違いがある。韓国人は英語の習得に非常に熱心で、毎日英語を話す機会を作っていた人が多い」という内容の事を話してくれました。

マ:なるほど。同じ日本人として一つの疑問と課題を感じたわけですね。

ハ: 日本人にとって、「英語を話す機会が無い」課題を解決するのは、安い料金で、毎日でも話す機会を作る事が重要だと考えました。
これが結果として、日本人の英語力の向上に繋がっていくと思います。

マ:バックパッカーとしての体験で気づいた感動、日本人の英語に対する疑問、それらの問題に着手をした。それがhansoというサービスなんですね。

Q2: 今だから明かせるサービス開始時のエピソードを教えてください


サービス開始時の写真2

ハ: これは本当に今だから明かせるエピソードですが、20代の経験から、英語でコミュニケーションをとる事に強い興味はありましたが、実はTOEICは330点しかありませんでした(笑)
自分は、英語を流暢に話せる事に憧れている存在でしかなかった訳です。

マ:なるほど。普通は英語の事業を行ううえで英語が得意な人でないと取り組んではいけない。そんな印象がありますが、実は不得意であったんですね・・・意外です。

ハ: そのため、フィリピンに来て、会社立ち上げ当初はとても苦労しました。
フィリピン人との電話連絡に始まり、会社設立の手続きから何から何まで、一つでも事を進めるごとに英語力の問題にぶつかりました。

マ:言葉もちがければ文化も違う。そんな仲でコミュニケーションが円滑にできないのは本当に辛いですよね。ましてや起業となるとそれは計り知れない苦労があったと思います。
 
ハ: しかし、結果として、「フィリピン人とコミュニケーションをとり、もがきながら進んでいく」という経験が、私の英語力を格段に伸ばす事に繋がりました(笑)
今では問題なく、英語でコミュニケーションをとりながら事業を運営しています。

マ:なるほど。言葉がうまくできない分、小手先のコミュニケーションではなく”本気のコミュニケーション”になりますよね。それが心を通じ合わせたきっかけなのかもしれないですね。

ハ: 私は、自分の経験はオンライン英会話にとって重要なことだと思っています。
なぜなら、「フィリピン人とのコミュニケーションを継続して行うと、英語力が伸びる」という事実を、身をもって証明しているからです。

マ:「コミュニケーション」と「継続」は英語のみならず人間関係における大切なポイントですよね。

ハ: 余談になってしまいますが、日本人は一般的に英語力が低いと言われていますが、これは正確には「英会話力が低い」のだと思います。
日本人は、学生時代に文法や、単語の勉強をかなりの時間を割いて行っており、能力は高いと思います。
後は、「実践あるのみ」なのです。

マ:我々はインプットは沢山しています。しかしアウトプット。実践の経験が極端に少ない。それはありますよね。

Q3: サービスを提供していて一番つらかったことは何ですか?


インタビュー 渡辺社長

ハ: 事業を立ち上げてすぐに、オンライン英会話を通じてお客様の英語力を上げるためには、オンライン英会話専用のレッスン方法と、教材が必要だと感じました。

そのため、独自のレッスン方法と教材の作成に着手しましたが、オンライン英会話にフィットするものを完成させるのに、非常に苦労しました。

マ:興味深いですね。オンライン英会話はアウトプット主体で、どうしても振り返りが難しいのが課題ですが、それらに取り組まれているというのはとても興味深いです。

ハ: 英語力の高い日本人スタッフと、フィリピン人スタッフ、ネイティブ・スピーカーであるアメリカ人と連携し、試行錯誤を徹底して重ねました。
また、大学受験の予備校の人気講師である関正生(せきまさお)先生に監修をお願いすることで、より完成度の高いものができたと思っています。

マ:様々な角度からオンライン英会話にフィットするレッスン方法と、教材を検討したのですね。完成までどれくらいかかったのですか?

ハ: 生徒様の英会話力向上の役に立てばという思いから、作っては修正し、作っては修正し・・・という作業を、先ほどお話したスタッフとともに1年間繰り返しました(笑)
当然、経営、運営にも力を注ぎましたが、この教材にも大きなエネルギーを注いでいます。
オリジナル教材は、hanasoの売りの一つです。

当社のレッスンを受けて頂ければ、その質にきっと満足頂けると思います。

Q4: 逆にサービスを提供していて一番うれしかったエピソードはありますか?

ハ: 生徒様からはじめて長文の感謝メールを頂いた時は大変嬉しかったです。
hanasoのレッスンが非常に楽しいので、人生が充実し、毎日の生活も楽しくなる」といった感じの内容でしたが、英会話を身に着けることで生徒様の人生を少しでも豊かにできれば、という私たちの想いが届いたことを実感できました。

マ:ただ機械的に英語を教えていたのではこのような素晴らしいメールは来ませんよね。レッスン中はどんなことに意識して行っているのですか?

ハ: hanasoでは、レッスンが「生徒様に会話力がなくても、自然に英語でコミュニケーションが進んでいく」という流れになることを非常に重視しています。英語で自然にコミュニケーションを進める事ができれば、レッスンを受けることが必ず楽しくなるからです。

この考えが弊社のサービスの基礎にあるので、生徒様から「楽しい」と言って頂けたのは非常に嬉しかったです。
「自分たちの行っていることが間違っていなかった」と思えましたからね。

ちなみにその生徒様は縁があって、なんと現在、弊社スタッフとしてフィリピンで一緒に仕事をしています。

マ:サービス立上げから様々な困難にぶつかりながらも試行錯誤をした結果お客様に喜ばれる。これほどやっていて良かったと思うことはないですよね。しかもその方と一緒にお仕事をされているのがなんだか感動しますね。

Q5: たくさんの先生がいらっしゃいますが先生とのコミュニケーションや熱いエピソードなどがあったら教えてください。

ハ: 当社は、現在、講師が自宅でレッスンを行う形式を採用していますが、自宅でレッスンを行っているのにも関わらず、オフィスに顔を出して差し入れをくれる講師が非常に多いです。
週1回は必ずお菓子の差し入れがあります(笑)
できるだけ講師が気軽に来れる雰囲気を作っているところもありますが、講師が遊びに来てくれるのは嬉しいですね。

マ:通常ホームベースだとなかなかコミュニケーションが難しいと思いますが、それでも先生のほうからオフィスに顔を出してくれる。それは社内の雰囲気がいい証拠ですね。

ハ: また、弊社では顧客を重視するのはもちろんのこと、企業理念として、講師の人生の幸せに、弊社が貢献するという姿勢でいます。
豊かな人生を送る手段として、弊社を使ってもらえるのであれば、非常に嬉しく思います。

マ:素晴らしいと思います。ホームベースは一般的にネガティブなイメージをもたれる場合もありますが、フィリピンンの交通事情を考えた時に、働きたくても通えなくて働けない。といった地理的な理由によりチャンスを失っている講師も沢山いると思います。そうかんがえるとhanasoさんのスタイルはすべての講師にチャンスがあるという点でとても素晴らしいと思います。

Q6: 先生はどうやって決めて(採用)いるのですか?

ハ: 英語力はもちろん、人柄やインターネット環境などを考慮して採用を行っています。当社で最も重視しているのは「日本人に英語を教えられる資質があるかどうか」ということです。
学歴が高くても、生徒様の英語力を上げる能力がなければ全く意味がないので、その点を総合的に判断しています。

マ:人間力ですね。人に教えるとは、ただ単にあるものを読み上げるだけではだめですからね。やはり生徒と向き合い真摯に情熱を傾けるそんな姿勢が必要だと思います。その点では本当に人間力だと思います。

ハ: 当然のことながら、フィリピンはほとんどの人が英語を話せますが、「英語を話せて、上手に人に教えることができる人」となると、探すのは結構大変です。
当社の講師採用率はかなり低く、フィリピンの方からするとかなり難関だと思います。
実際にデビューできる講師は8%です。

マ:なるほどですね。教育者とはその人の人生に影響を与えますから、そこは本当に真剣に選ぶ必要があると思います。

ハ: また弊社では、研修に非常に力を入れていて、採用されても先にお話した通り、レッスン中に自然にコミュニケーションが進んでいく流れを作れるように厳しくトレーニングしています。

マ:そうした環境を作っているスクールさんだからこそ生徒さんも安心して学べますね。

Q7: 生徒さんとのほっこりエピソードを教えてください。

ハ: 一度、生徒様のパソコンが不調で、レッスンのスタートが遅れた事がありました。
講師が気をきかせて、レッスンの時間を延長して対応致しましたが、その対応に感動して下さった生徒様がわざわざサポートの連絡先にスカイプで連絡してきて、お礼を言って下さったのが嬉しかったですね。

マ:こういった配慮をしてくれると生徒さんとしてはとても嬉しいものですよね。これも講師のとっさの機転。まさに人間力ですね。

ハ: また、当社では生徒様の英語力の向上させることに、できるだけレッスンを自然な流れにして、日本人の気質にあった教材を使用しようと日夜努力しています。その気持ちを、生徒様に伝えたいと思います。

Q8: お客様からの意見等はどのようにフィードバックしていくのでしょうか?


会議風景

ハ: 弊社の特色として、お客様のサポートをさせて頂く日本人スタッフが複数名と、日本で数千人の教育カウンセリングの経験があるカウンセラーがフィリピンに在籍しています。

そのため、日本人スタッフとフィリピン人スタッフと講師との距離が近く、講師に対するクレームはもちろんのこと、スカイプの使い方から英語の勉強法にいたるまで、幅広く対応できる環境があります。

また、定期的に打合せを行い、お客様からの頂いた意見を最大限対応させて頂くよう努力しています。

マ:講師とスタッフとの距離が近いと情報の流れはスムーズに進みますよね。また、お客様の意見が反映するスピードなども早いのですか?

ハ: 一方で、弊社はまだまだ小さなベンチャー企業であり、限られたスタッフ数で対応しているので、サービス面においてお客様のご要望を完全には反映できていないのも事実です。

しかし、お客様からこちらが気付いていないような重大な指摘を頂くこともありますので、特に緊急度の高いものに関してはすぐに対応するよう努力しています。

Q9: 最後にhanasoさんがめざしている理想のスクール像を教えてください。


オフィスの風景

ハ: 当たり前の話かも知れませんが、「hanasoで学べば、英語が話せるようになる。」事を目指しています。
この目標は、地味な印象を与えてしまうかも知れませんが、ここから軸足をずらす事なく、まじめに目標を実現する事を追求しています。

マ:「hanasoで学べば、英語が話せるようになる。」この目標実現に向けてどのようなことが必要となってくるのでしょうか?

ハ: その目標実現の手段が、hanasoメソッドと言われるレッスン方法と教材であり、講師へのトレーニングであり、サポート体制です。

誤解を恐れず言うと、日本人は英語に対する憧れがあるように思います。
その意味で私も典型的な日本人でした。
それは前述の通り、「英語の知識はあるのに話す機会がなくて話せない」という事に原因があると思うのですが、その「憧れ」を憧れで終わらせず、英語を必要とする日本人が、全て本当に英語を話せるようになるという社会を目指したいと思います。

マ:今回のインタビューは渡邊社長の人柄から作られるhanasoの雰囲気がとても伝わりました。
働く職場の雰囲気は講師のモチベーションも上げ、結果として品質に繋がってきます。私自身もなんだか心が温かくなり、マガジンをもっともっと盛り上げたい、そのためにも編集者一同が働きやすい環境を作ろうとモチベートされました。
本当にありがとうございました。

編集後記
特に印象的だったのが、渡邊社長の雰囲気。
温かい雰囲気と柔和な表情、思わずもっと話したい。そう感じる人物でした。
オンライン英会話は一見するとITサービスのようにおもわれがちですが、本当のところは人と人とをつなげるマッチングサービスであります。
その中で一番大切なことは、講師との出会い。自分と本気で向き合ってくれる講師。
hanasoでは講師の質もさることながら、その人の人柄という所に注目していたのがとても印象的でした、しかしそれもそのはず渡邊社長自身が人を大切にする、人と向き合うという姿勢があるからこそ、講師に対しても生徒様に対してもそのような配慮があるのだと感じました。
hanasoというスクール。このスクールは組織の細部にまで血の通った温かいスクールだと感じました。

インタビュアー
マツクス(オンライン英会話マガジン運営代表者)

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